【うたプリ AASSL】一ノ瀬トキヤルート感想
一ノ瀬トキヤルート感想
前作感想記事はこちら
今作は童貞を無事卒業した一ノ瀬トキヤさんのその後に言及するストーリーとなっている。(大嘘)
とはいえ、聖川ルートでもそうだったように前作のアフターストーリーの流れは完全に無視していくスタンスであるためにこの時点ではおそらくまだ童貞なのだ。
ブレていなくて安心した。
例のわけわかんない日を勝手に記念日として仕立て上げた挙句忘れたんですか?と聞いて来たプレイヤードン引きシーンの名残があった。
こんなシーンの差分いらんねん。
さてトキヤの童貞いじりはこのへんにしておこう。
無事卒業オーディションに優勝しデビューが決まったトキヤはHAYATOとしての仕事に終止符を打つことになる。
あれだけ生放送でやらかしたのに卒業の場を設けてくれる優しすぎる世界だ。
HAYATOとして続けてきた『おはやっほーニュース』が最終回を迎えるにあたって長年HAYATOのファンであった主人公を収録に招待してくれる。望まずHAYATOを演じてきたトキヤであったが、最後は自分を育ててくれた番組やプロデューサーに感謝の気持ちを表明すると共に、収録後のセットで主人公のためだけの最終回をやろうと提案してくれる。
これを受けた主人公は号泣し今後の二人での活動に対してまた決意を新たにするのだが、なんとも深い話やな、と私は思っていた。
というのも、主人公はHAYATOに曲を提供したいという夢があったから作曲家を目指し、トキヤは主人公の曲に出会ったから一ノ瀬トキヤとして再スタートを切る決意を固めることができたわけで...
すごいですよね、互いがいなければどちらの今もないわけです。
なのでHAYATOの卒業は『二人の終わりと始まり』なんですよ。
主人公の『HAYATOに曲を作るという夢』
と
トキヤの『HAYATOとしての芸能人生』
の終わり
と、学園生活で新しく芽生えた
主人公の『トキヤに曲を作りたいという夢』
と
トキヤの『一ノ瀬トキヤとしての芸能人生』
の始まり
を示唆する非常に意味のあるイベントなのかなあ、と。二人の今後を描いていく上で絶対に外してはいけない話だったと思うのでここはしっかり描いてくれてよかったです。
アニメもどこかトキヤ贔屓のストーリー展開になってしまうのは仕方がないなあ、と思います。だって初めから主人公の矢印が向いてるのはトキヤだけなんだもん....なんとも運命的なにかを感じる二人だ.....
らしくなく語ってしまった。
こうしてHAYATOを卒業し本格的に一ノ瀬トキヤとして活動することとなったトキヤに新しいミッションが課される。
はい、というわけで一ノ瀬ルートでは
『CM出演とそのCMソング制作』
がゴールとなる。
ペアのハート型ネックレスのCMであり、このネックレスをして恋人岬で星空を見上げたカップルは永遠にむすばれる...というストーリー。
ふたりは曲のイメージを膨らませようと実際にネックレスを見に行ったり恋愛ごとに長けているレンに相談をしたりする。そしてすでに顔の知れているトキヤとでは二人で出歩くことも憚られるだろうと気を回したレンと三人で遊園地に行くことに。しかも人目のつかない場所に二人を誘導して自分は帰るというイケメンっぷりだ。
前作からそうであったが、神宮寺レンは他キャラルートでとんでもなく輝くいい男なのだ。
しかし、イチャイチャタイムを過ごす二人の元にレンから電話がかかってくる。どうやら遊園地のライブステージの出演者が急遽出演できなくなり、たまたま通りかかって顔の知れていたレンとトキヤに代打の声がかかったということらしい。
二人は無事ステージを乗り切り、先輩ミュージシャンであるライジングボーイズに気に入ってもらうことにも成功した。
こうして順調に曲作りを進めていた二人であったが、ある時から急にトキヤの様子がおかしくなる。
なにかを隠し続けるトキヤを問い詰めたところ「CMソングが不採用になった」との告白を受ける。というのも、トキヤを気に入ったライジングボーイズが親切心でCMに楽曲提供をしてくれることとなり、無名の主人公である曲よりも既に大物であるミュージシャンの曲を使った方が採算が見込める、とクライアントもそれに乗り気であるため...ということだ。
でもそれは早く言えよ!!(泣)
新人の立場であるトキヤに選択肢はないのだが、どうしても諦めきれないトキヤはクライアントに一度だけ聴いてみてほしいと掛け合うことに。
後日、クライアント側もどちらの曲を使うか迷っており、CMに対応したドラマのBGMのコンペに名を伏せて参加しその曲が採用となればCMソングも主人公のものを採用することになった、とシャイニング早乙女から報告を受ける。
相変わらず愛の力頼みな作品である。
キスよりすごい音楽を作成可能な主人公はもちろんBGMのコンペを勝ち抜き、CMソングも採用されることになるのだが、トキヤはメールでその報告ついでに主人公を恋人岬に呼びだす。
ここで主人公のためだけに神曲『星屑☆Shall we dance?』を披露。
各所で吹聴しまくっているが、私は一ノ瀬トキヤの曲でこの曲が一番好きなのだ!!!
なんかキラキラしててすごい好き(語彙力)
ピアノとストリングスと金属系の打楽器が最高っすよね......
もちろんゲーム本編に呼応する歌詞もたくさんある。
心繋がるHeart-ring
夢が始まる瞬間
お姫様 ねぇ Shall we dance?
今宵は踊りましょう
トキヤは意外とロマンチックな歌詞を書くことに定評があるのだが、その最たる曲なのではないだろうか。
こうして神曲を披露しトキヤルートは終わり...であってほしかった。
一ノ瀬トキヤ、ひいては童貞の底力をなめてもらっちゃ困る。
EP1で「あせらず、ゆっくり距離を縮めていきましょう」などと言っていたこの男であったが
ばっかじゃねーのwwwwwwwww
まさかの野外セックスENDである。
ホワイトアウトしたの初めてなんですけどwwwww
このあと完全に賢者モードによるピロートークが始まるのだが、前戯の描写がわりと生々しい上に事後描写。このホワイトアウトはアレの暗喩か???などと最低な邪推が止まらない始末である。
それにしたって今CMのおかげでネックレスの売れ行きは良いというし、「ネックレスをして恋人岬で星空を見上げたカップルは永遠にむすばれる」というジンクスがあることからもこの場所で行為に及ぶのは流石にまずいだろう...... 絶対人いるって....... いやここじゃなくても初めてが野外って嫌じゃないですか!?!?!?私なら嫌ですが!?!?!?wwww
エンディングクラッシャー・一ノ瀬トキヤ、文春にすっぱ抜かれる日は近そうである。
余談
大恋愛エンドのこのシーン
撮影現場からくすねてきた借りてきたウエディングベールを使って結婚式のリハーサルをしてくれるんですね。ドレスはまた未来にお預け、と言われるんですけど
昨年発売されたベストアルバムの新曲『時のジュエル』の歌詞の一節
Shall we dance?キラキラした
虹の真下で 純白のドレス纏って
一生分の音楽 奏で響かせ
共に踊ろう 笑顔で
ちゃんと4年越しにアンサーソングになってるんですよね。
あと、トキヤは作中主人公に対して「私があなたの一番星になりましょう」みたいなことを言うのだが
夜空で一番に 煌めくジュエル
幾千ある星の中
君が願った過去が 七色咲いて
今日の満ちた光に
このあたりとか正にそうだなあ、と。
七色のコンパスで既に汲んでくれている部分だとしてもオタクはこういうの嬉しい。オタクなのでね....
歌詞だけではなくメロディやアレンジも、皆さんに愛されてきた楽曲たちを感じて頂けるものにしたかった。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月5日
トキヤもこう言ってるように今までのトキヤのシングル全体に対するアンサーソングになっているような曲だとは思うが、私としては曲調とか歌詞とか諸々を加味すると『星屑☆Shall we dance?』のアンサーソング的役割が強いのかなあと思った。
というわけで『時のジュエル』も是非合わせて聴いてみてほしい。いい曲。
以上余談でした。
建国1周年おめでとうございます。
次回はいい男すぎる神宮寺レン
【うたプリ AASSL】四ノ宮那月ルート感想
四ノ宮那月ルート感想
前作感想記事はこちら
〜前作の超雑なおさらい〜
過去の女へのトラウマで二重人格を患ってしまった那月。愛の力で両人格をオトすことに成功した主人公!人格統合に成功し卒業オーディションも優勝!愛は勝つ!!!
というわけで
今作では、『1ヶ月で那月をアピールするためのPVを作る』という試練がシャイニング早乙女から課される。もちろん新曲の作曲は主人公が担当するのだが、バックダンサーとして音也と真斗が抜擢されることとなる。そしてその制作責任者に那月を指名。
正直、二重人格とかいう全キャラ中最もヘビーな設定を克服したとあればもう二人の間に障害などあるまい。
しかも、那月は精神的に不安定な状態である、ということで交際も普通に許可されているのだ。イージーすぎる。
前作から感じていたが、恋愛禁止令に関してはどう考えても音也だけ不遇な目に合わされすぎな気がする。ヒマラヤでビッグフットと戦わされる羽目になった音也はもっとキレていいのではないか。
これはさぞかし糖度高めのストーリーなんだろうな〜〜といきなりソファーの上でおっぱじまりそうな二人を死んだ目で眺めていたところ、那月から砂月をイメージしたような曲にしてほしい、という相談を受ける。
メンヘラかな????
今まで負の感情は全て砂月人格の方が受け止めていたこともあって、他人から受ける負の感情に敏感になってしまっている那月は強くなりたいと、自分の中での強さの象徴である砂月を目標にすることにしたらしい。
こうしてゴールを決めた那月は、真斗や音也とPV構成についての話し合いをしたりするのだが、リーダーとしてみんなを引っ張っていかなければならないところを他人の意見に振り回されうまくPV作りを進めることができない。これに関して真斗にキレられてしまったり、現場のプロデューサーに女絡みで喧嘩を売ってしまうなどの社会不適合っぷりを見せつけ真斗にキレられるなどし、どんどん自分への自信を失ってメンヘラ化が加速してしまう。
ほらーーめちゃくちゃ真斗がキレるからじゃん...
聖川真斗さん、嬉々としてスカートめくりをしていたくせに他人に説教とは偉くなったものだなあ!?
そして鈍臭い主人公がコケそうになったところを助けてくれた那月は頭を打ちそのまま意識を失ってしまう。
...まあなんとなくそうじゃないかとは思ってました。
頭を打ったタイミングで砂月にスイッチングしてしまった。個人的には砂月人格の方が好きなのだが、砂月が消える時は不覚にも涙を零してしまったこともあり複雑な気持ちになった。
あの人格統合の時の感動ストーリーはなんだったのか!?!?!?
まあうたプリ、簡単に過去ストーリーなかったことにするからな〜(聖川ルートしかり都合の悪いストーリーは無視)とこの時は深く考えなかった。
このことに関してはうたプリの普段の行いが悪いので私は悪くないのだ。
砂月人格になってからというものの、PV制作も仕事もソツなくこなしていたが"那月"を否定する言葉が目立つことに主人公と真斗は違和感を感じていくようになる。
というのも、今まで砂月は那月を守るために存在していたのであって那月を否定するような言葉を口にしたことはなかったからだ。
こうして二人は『那月は砂月を演じているのではないか』という結論にたどりつき、主人公が結構マジで那月にキレた。ら那月も認めた上で素直に心中を吐露してくれる。
那月のままだと嫉妬と独占欲でいつか主人公を壊してしまうかもしれないし彼女に甘えてしまって気持ちを抑えきれない、けれど砂月なら少しは距離がおけるし言いたいことも言える、というのが那月側の主張である。
まあ、確かに恋愛面での立ち居振る舞いに関しては全部の責任を別人に押し付けられると思えばそれは楽なのかもしれないが、PV制作での有能っぷりだったりはやればできるのでは...?砂月のふりしてやっていたことを那月のままやればいいだけでは...?と正直私的には全く釈然としない話であった。言い方こそ優しいが主人公も同じこと言ってたし...
今作、この人ずっとキレられてるな。
こうして主人公は自分の気持ちを伝えるために、那月に会うことなく曲を作り続けることに。
ここで音楽の力で想いを伝えようとするのがうたプリっぽいところですね。なんといっても音楽はキスよりすごいんだからね...
そして曲が完成し、那月に聴いてもらう。
聖川ルートに引き続きまた理不尽にフラれた主人公である。
「僕のパートナーになっていただけませんか?」は一番初めに早乙女学園でパートナーを組んだ時と同じセリフでちょっとグッとくるものがあった。
こうして恋人関係を解消したふたり。那月は締め切りギリギリまでトラウマだったヴィオラや歌と向き合い、最高の一曲「アンドロメダでクチヅケを」を完成させる。
真の勇気 手に入れたい
嗚呼なぜ 怖くなるの
変わる事で 認めさせたい今すぐ
確かに砂月ではなく那月の曲だな〜と感じる歌詞が随所に散りばめられているし、ストリングスのきいている曲調が絶妙に那月っぽいなあ、と。那月のキャラクターソングは星や月をモチーフにしている曲が多い。
僕の楽曲は星にまつわる歌詞が多いですよね。それは僕がお星さまが好きだからなんですけど、皆さんは好きな星や星座はありますか?よかったら教えてくださいね。
— 四ノ宮 那月 (@Natsuki_S_SH) 2019年8月8日
星と星を繋いで形作る星座には、それぞれ物語があって、それを知ることでより星が好きになりますよね。そういうところは音楽と似ているかもしれません。
— 四ノ宮 那月 (@Natsuki_S_SH) 2019年8月8日
ほえ〜〜〜〜〜深い
那月の人格が二つに別れてしまうに至ったきっかけになった事件も星空の下で起こったってこともあるし那月の人格形成に大きく寄与してるんだろうなあと思う。
思っていたら事件現場に連れてこられていた。
私の書く文章並みに突飛な展開である。そうして...の含みの部分にかなりの経緯が端折られたっぽい。
ここでようやく砂月と別離することができたのかな〜〜別離、といっても砂月だって結局は那月の一部にはちがいないんですけどね。
本当の強さを手に入れた那月は一回り大きく成長することができましたとさ。
と、ストーリー上はここでおしまいです。
ここからが大問題のエロパート、大恋愛ルートである。
え、洗脳??????
え、宗教勧誘とかですか???
!?!?!?!wwwwwwww
え、薬やってる?
完全に覚せい剤を勧められている気分の私である。
あ、はい...................。
えーとこれは、いつものSEX ENDということでよろしいのでしょうか??
ストーリーは悪くなかったのにエンディングでぶち壊してくるトキヤルートパターンだった。
とはいえ、本当にストーリーは悪くなかったと思う。前作の課題を乗り越えたからこその今作の課題だったと思うので、話のつながりもうまくいっていたように感じる。
成長が見えない約2名と比較してもひとつひとつのステップをしっかりと登れている感じがあるのがいいのかな...
どのルートも当て馬キャラが一人配置されているのだが、四ノ宮ルートでは真斗が当て馬に回っているというのがどうにも新鮮でよろしかったです。
次は吐息80%一ノ瀬トキヤ
柳蓮二さん お誕生日おめでとう
ついにこの日が来てしまった。
6/4 柳蓮二、爆誕
柳蓮二、産まれた(;_;)
おめでとう(;_;)
今日は柳蓮二が産まれた日、すなわち国民の祝日のはずなのに私は出勤しなければならない。でも逆に本妻の余裕の境地に達している私からしたら誕生日一つで何を騒いでいるんだ?という気にもなる。
嘘です。仕事行きたくないです......
柳蓮二に対して常時クソデカ感情を抱いているので、柳蓮二さんの誕生日に何かしたい気持ちだけが先走ってとりあえず文章を書きなぐっている。毎年なにかしらの二次創作を制作していたのだがこの度はさすがに時間がなかった。ただブログ更新も残り二時間で始めることでは絶対にない。
ところで、私の周りに柳蓮二最推しの人って多分いない。(いたら申告してくれ)
でも柳蓮二って実は人気投票上位常連なんですよ。
直近5年のデータ↓
2019年 11位
2018年 8位
2017年 35位
2016年 10位
2015年 11位
え、この世、柳蓮二のことめっちゃ好きじゃん......
2019年のテニプリ20周年を記念した人気投票に関しては10位の宍戸と50票くらいしか変わらないのだ。私の頑張りがあと一歩及ばず彼にタキシードを着せてあげることができなかった。マジで悔しい。完全に油断した。
お前はテニスの王子様から一体何を学んだんだ!?!?
2020年、油断せずに行こう。
ところで「世の中の柳蓮二のオタクって一体柳蓮二のどこが好きなんだ?」と感じたことはないだろうか?
髪型やばいし
お前は和田アキ子の血縁か?(髪型に血縁関係無いよ)
髪型やばいし
髪型やばいし......
は?あらためて髪型やばくね?となったと思う。私はなった。
でもそれを補ってなお余りある性格の素晴らしさがあるから耳かっぽじってよーーーーーーーく聞いてほしい。
柳蓮二のここがかっこいい!
頭がいい
この男、頭がいいのです。
データテニスでおなじみだが、試合中に確率計算したりしているわけで、こんなクソ気持ち悪い(褒めてる)プレイスタイルなんて相当頭がよくないと出来ない。あだ名は参謀。
趣味が読書で、年間平均読書量は600冊らしい。1日1.64冊の計算となる。
あと生徒会書記。生徒会には頭いい奴しかはいっちゃいけない決まりがある。(諸説あります)
この時点でもう結婚したくなったと思うが、なんと特技は暗算、俳句、囲碁、将棋、茶道、通訳、応急手当てである。完全に老後も退屈しないことが保証されている。
ギャップ萌え
なんとこの男、猫を飼い始めた。
猫だぞ????こんな「猫だなんて予想のつかない生き物を飼おうと考える人間の気がしれないな」とか言いそうな顔してるくせに猫飼ってるのヤバくない????とんだギャップ萌えだ。
ただこの猫を飼い始めたエピソードには諸説あり(勝手に諸説作んな)、私的には猫は女の隠語ではないかと疑っている。
絶対に部室で、
「アレ、蓮二その背中の引っかき傷どうしたの?」(CV.幸村精市)
「あぁ、これか.......これは昨夜飼い猫が暴れてな。まったく、お転婆で困る」
って会話してんだよ。
飼い猫(ダブルミーニング)になりたい。
テニスが上手い
いや、これまず最初に書けよ〜〜〜〜〜
って感じだけどテニスがうまい。手塚が7人いると乾に言わしめた化け物集団、全国三連覇を見事達成した(記憶捏造)立海大附属中で三強と呼ばれている。幸村、真田に次いで三番手に甘んじてはいるものの多分テニスめっちゃ上手い。なんかあんまり上手い描写がない上に、関東大会で普通に乾に負けてるので微妙なところではあるが多分上手い。
まあ、最強人類の幸村と真田が認めているので最強の一角であることは間違いない。
真田幸村が幼馴染であることに加え、いくら三番手とはいえ真田との間には大きな差があることから疎外感に苦しんでいると思う。(憶測100%)
私はそんな彼を抱きしめて泣かせてあげたい。
髪型が天才
先ほどけちょんけちょんに否定した髪型であるが、時代を巻き戻してみよう。
守りたい、この笑顔。
道で見つけたら恐らく誘拐してしまう。可愛い。私はショタコン。
そして、時間を進めてみよう。
ヴァaアッッッッッッッっっっっ.................
結婚...............かな?
どうやらハンサムショートというらしいこの髪型、柳蓮二のもつ知的な雰囲気とスタイルの良さをこれでもかというほどに引き立てている。
どのタイミングで己のこけしヘアーがいかに愚行であったか気づいたのかわからないが、やはりこの男はポテンシャルの塊だったわけだ。20年経ってまだ15歳から歳をとっていないがいつ18歳になってくれるのか、その時を死ぬまで楽しみに待ちたい。
普通にビジュがいい
いや、原作のビジュは最悪。たしけはヤナレンに恨みでもあるのか?
ただ、テニラビと新テニアニメのビジュはそこそこいいな〜〜〜〜と思う。
この横顔、さすがに国宝では???
ちなみに、勘違いされがちなのだが柳蓮二は糸目ではない。日差しを避けるために意図的に目を閉じているだけなのである。常に長袖、日傘常備なのもそれが理由。
同じクラスになって永遠に授業中横顔を眺めていたいし、「そんなに見てくれるな。」ってこっそり微笑まれたい。
いかがだっただろうか。もっと語りたい柳蓮二の魅力はたくさんあるのだが、いかんせん時間がないので今回はこのくらいにしておこうと思う。
これを読んですこし柳蓮二のことを好きになってくれる人がいたら嬉しいけど、やっぱり柳蓮二のことを好きなのは私だけで大丈夫なので好きにならんでいいです。(?)
最後に。
私が初めて柳蓮二に出会った時、柳さんは先輩だった。
今はもう考えたくないほどに私が歳上になってしまった。柳さんは、20年の歳月を経た今も尚中学三年生の夏を生きている。
昨年の夏は柳さんが生きる夏を考える機会をたくさんテニミュに与えてもらった。毎日毎日考えた。
スッキリとした勝利ではなかったと思う。試合に勝って勝負に負けた、みたいな。
全国後の柳を歌った曲としてこれ以上のモノはないと思うので是非聴いてみてほしい。
色々な思いが残ったであろう全国大会を乗り越えて、今もずっと成長を続ける柳蓮二という存在に私は常に憧れている。
きっと今年もずっと大好きで、来年の誕生日もこんなクソデカ感情をぶち撒けるだけのわけのわからない文章をしたためているのだろうと思う。
お誕生日おめでとう!ずっとずっと君がナンバーワンだ!
【うたプリ AASSL】聖川真斗ルート感想
聖川真斗ルート感想
前作感想記事はこちら
さて、聖川真斗さんです。
前作、交際1ヶ月でプロポーズを受け、歌で全てをうやむやにしたところで話が終わっていたが今作は卒業オーディション後にパパ上が部屋を訪ねてくるところから話は始まる。
うやむやにしたはずだったのにうやむやになっていなかったようだ。
というか、今作は前作のアフターストーリーの流れは完全に無視していくスタンスらしい。本編大恋愛ルート直後という設定っぽい。
もう起きていますお父様!!!!
というわけで聖川ルートでは
『1ヶ月で親族を納得させるに足る曲を作り、親族全員にアイドル活動を認めさせる』
というのをゴールに据えて二人で曲を作っていく...というのが話の大筋になる。ちなみに親族が一人でも納得しなければアイドルをやめて家を継がなければならない。
初めは順調に曲作りを進める二人であったが、仕事の依頼が入り真斗は一週間京都へ行くことに。
アニメ2期でも時代劇に出てたけど彼、時代劇しか仕事きてないのでは??大丈夫か??
しかしゲームの聖川氏は全く慎ましくない非童貞であるが故に、抱擁の演技ができず滝に打たれにいったりはしない。場数が違うのだ。これが彼女持ちの余裕である。
たった一週間でなにを大げさな.....と思ったのだが、付き合い始めのカップルなんてそんなものなのかもしれない。なんとも微笑ましい。
こうして真斗は後ろ髪をひかれつつも京都に行くのだが、毎分メールのやり取りをし、毎晩電話をし...とそれはもうマメに主人公に連絡をいれてくる。仕事しろ。
おまけに音也や那月に「俺がいない間彼女を気にかけてやってくれ」、と連絡をいれておく過保護っぷりである。
この男、面倒くさすぎる 。
おめー自分で友達に頼んだんだろーがwwwwwww
特に音也に対しての嫉妬がハンパないのだが、音也元来の距離の近さや図々しさなんて学園時代嫌ってほど見てきたはずなのにこの男は今更何を.....それなら翔くんとかに頼めばよくない....??? と私が疑問符を並べまくっていたところに事件は起きた。
わざわざ説明しなくてもお分かりだと思うが、 シャイニング早乙女が飛び込む部屋を間違えたというだけのよくある日常である。
しかし、偶然真斗と通話中であった上にこの衝撃で主人公の携帯が壊れてしまう。なにかがあったと勘違いした(十分大ごとな気はする)真斗は夜通し車を走らせて京都から主人公の元へと帰ってくる。これが財閥の力だ。
真斗は、主人公の部屋は吹きさらしになってしまっているために自室(隣の部屋です)で寝かせてあげようとする。気配りのできるいい男だ。
...心中さえ知らなければいい男で終わるところなのだが、今作のメモリアルは全てをぶち壊す破壊力のある心中吐露コーナーとなっている。「俺の熱いハートは爆発寸前」面白すぎる。
そんな面白ムッツリ聖川氏であるが
そうなんですよ、この人こう見えて財閥の嫡男なので婚約者とかいるんですよ...
結局、婚約者側にも好きな人がいるため相手側も婚約解消に対しては前向きであるという話だった。私がもし婚約者なら相手が真斗だと判明した時点でとりあえずホテルに連れ込み既成事実を作った上で週刊誌に自分でネタを売る。そして親に泣きつき真斗の実家に直訴しにいく。
とはいえ、いくら当事者両人が婚約解消に前向きだとはいっても結局は家の問題である。親族に根回しをしていたことなどがバレた真斗は父親からキレられるも華麗に逆ギレをし返す。
何度でも言うが、この時点で交際3ヶ月程度である。
どう考えても初恋に浮かされ血迷っている息子を諌めようとしているパパの判断は正しいように感じる。
そして父親は初めの
『1ヶ月で親族を納得させるに足る曲を作り、親族全員にアイドル活動を認めさせる』
に交際をも認めさせなければならないという条件を追加してきた。
こうして二人は今まで以上に曲作りに励むことになるのだが、それだけでは不安だったのか真斗は親戚への根回し回りを始める。マジで仕事してくれ。
なぜか親戚回りの方を優先し始めた真斗に、なかなか会えない時間が続いた主人公はスランプに陥ってしまう。そう、愛が足りなくちゃ歌えないからだ。(音也談)
そしてこの主人公は学園時代からそれはもうよく倒れる。ストレス耐性0。というわけで今回もしっかり過労で倒れてしまう。
真斗曰く、過労高熱脱水症状の3コンボであと少し発見が遅ければ死んでいたらしい。マジ?
なんですぐそういうこと言うの!?(泣)
この男、学園時代から結婚すると啖呵切ったり別れを一方的に告げて失踪したりとやりたい放題である。この展開、交際3ヶ月にして既に二度目だ。
これに振り回される主人公、たまったもんじゃねえと気合いで曲を完成させ真斗の元へと直接持っていくことに。例のごとく失踪芸をかましているので、実家に行く羽目になるが実家が森の中にある(?)らしく(?)方向音痴に定評のある主人公は遭難してしまう(!?!?!?)
全くもって意味不明な展開に既に笑いを禁じ得ない。飲み水も尽きた、とか言ってるしマジの遭難でマジでウケてた。
いや、どんな家???wwww
死にかける主人公!最後に聴きたいのはやっぱり彼の声........
「バラバラバラバラバラバラバラ.......」
これは...なんの音....
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あ、ア、あ、愛のヘリだあああ!!wwwwwwwww
聖川ルートクライマックス!!!!!!
愛のヘリで迎えにきた!!!!!!!!
もうここが面白すぎて正直これ以降の展開は全く頭に入ってこなかった。
どうでもいいけど跡部景吾といい財閥の御曹司はヘリを飛ばすことをステータスとしなければならない決まりでもあるのか?MUSIC2の特典CDのプリトークにて、真斗がレンに対し移動手段を聞くシーンがあるのだが「ヘリかジェットかサブマリンか?」つってた。
サブマリンて。横浜バカにすんな。
そしてやっぱり秒速手のひら返しをキメてきた聖川氏。
この展開も二度目だ。
こうして無事愛のヘリで救出された二人は愛を確かめ合い復縁することができましたとさ、めでたしめでたし。はい。
なにもめでたくない顔をしている私をよそに話は進む。
愛を取り戻した二人は曲を完成させ、ついに来たる親族会議で新曲BLUE×PRISM HEARTを披露することとなる。会場は拍手喝采、父親を含めた親族全員にアイドル活動と交際を認めてもらい、母親に背中を押されるまでに至った。
そして真斗の芸能活動を後押ししてくれていた祖父の墓参りに二人で足を運んだ帰り、
海でデートをしたり
温泉旅館で一泊したりすることになった。
マジで心中どうしようもないな。
そして結局興奮がおさまらなかったのだろう。
言い訳不可能なほどに一発ぶちかまし、聖川ルートも無事SEX ENDを迎えた。
製作陣、絶対にヘリ出したかっただけだろ。
というヘリありきのストーリーだった(嘘)
とはいえ、終始主人公を思いやった上での行動に相変わらずの愛の重さなど真斗の誠実さや実直さが詰め込まれている良いシナリオに仕上がっていたように思う。
最後に挿入曲、BLUE×PRISM HEART について
視聴部分にも問題の歌詞があるので絶対にみんな再生しような。
You're my sunshine 愛のヘリで迎えにいく
wwwwwwwwwwはい
ヤーマサンシャインッ!!
ファンの間ではダムソングに次いでヘリソングとして親しまれている。
ちなみにこの曲のレコーディング当初、まだタイトルが決まっていなかったためタイトル案を出して欲しいと言われた鈴村健一は「ラブローター」(ヘリのプロペラをローターと呼ぶ)という案を出したものの採用されなかったらしい。
ど下ネタである。
ヘリ以外にもこの曲にはAAストーリーを汲んだ歌詞が多く散見される。
お前の夢が 二人の夢に変わってた
Have the Dream そうお前は
You're my Dream 俺の全てなんだ forever
作中、親族会議前に真斗は「お前の作り出した夢がいつしかふたりの夢になった。お前こそ俺の全て」と主人公に告げる。
世界がどうなろうと お前がいればそれでいい
with you!
これもそのまま作中セリフとしてある。
こんなこと言われるとか女冥利に尽きないか。。。
そうさ生まれ変わってもまたお前を見つけ出す
きっと…
ここは時代劇に出た際、メールで似たようなことを言われたりした。直接言われるのでもだいぶ面白いのに文面にしたためてしまったが最後黒歴史確定ルートだが大丈夫だろうか?
転生しようが離してくれる気が一切ない。
このように全体的に激重い歌詞が続くのだが、全体的に激重い感情をぶつけ続けられるゲーム本編なので聖川ルートのテーマソングとしてこれ以上のものはないだろう。
真斗のキャラクターソングはしっとりとしたバラード調のものが多いのだが、珍しくアップテンポな、それでいて真斗の得意楽器であるピアノサウンドが全面的に押し出されたかなり爽やかな曲調に仕上がっている。
私としてもお気に入りの一曲なので是非聴いてみてほしい。(宣伝)
おまけ
頭の病院を紹介してあげてください。
【うたプリ AASSL】一十木音也ルート感想
宣言通り、AASSL買いました(ぴーす)
キスよりすごい音楽をアンコールだよ!とのことでウッキウキな私である。
実は推し変してから一度聖川ルートをやろうと思い立ちPSPを起動したものの、メモリースティックがぶっこわれており階段から落ちるところから先に進めないという事件が発生。
そしてPSPで遥か彼方昔にやったデータの神宮寺レン氏と完全にコトに及んでいるスチルが一枚、スマホから発掘された。
というわけでAASSの前情報は
- 聖川ルートで階段から落ちる
- 神宮寺ルートでコトに及ぶ
- 来栖ルートが激重い(フォロワー情報)
しかない状態である。
公式からのゲーム紹介は以下
早乙女学園に入学してから1年。苦難を乗り越え、アイドル候補生のパートナーと共に卒業オーディション優勝を果たした主人公。大好きなパートナーと2人、恋人同士でいることを学園長に認めてもらい、幸せいっぱいの主人公に「新曲の作成」という新たな課題が立ちはだかる。すれ違ったり、ケンカしたり、ときには肩を寄せ合い、励まし合い……。2人の恋の行方はいかに!?
とはいえAASSは前作のファンディスク的な扱いであり、すでに恋人同士の状態からスタートするため、基本的には朝から晩まで角砂糖ぶち撒けてはちみつぶっかけてアイス乗せてみたかのごとく糖度2000%いちゃいちゃ胸焼けライフを楽しむ作品である。
軽くゲームシステムの説明をしておくと、用意されている4つのチャプターそれぞれの好感度平均でエンディングが大きく3種類に分岐する。
前作と比較するとチャプター数は1/3と少なく、大筋を追うだけならかなりサクサク進められる仕様となっている上に、ストーリー性はほぼ無いので気楽にプレイしていく。
一十木音也ルート感想
前作感想記事はこちら
果たして、音也くんは無事アイドルとしての自覚を手に入れることができたのだろうか ─────!?!
というところがみなさん気になるところかと思う。私も気になった。
安心してほしい。
やはり自覚はないようなので。
未だに彼女がいようがいまいがそんなの関係ねえ精神を貫こうとしてらっしゃるようだったため、シャイニング早乙女よりきっちり釘を刺された上にひとつ試練が与えられる。
相変わらず無茶苦茶なおっさんである。
というわけで、この一十木ルートでは
- アイドルとしての自覚を手に入れる
- FC会員数を10000人にする
- アイドルとしての自覚を手に入れる
というのを目標にしていくことになるのだが、某J事務所のように事務所主体でFCを打ち出しテレビでガンガン宣伝しオタクを獲得するというのとはワケが違う。
設立方法からなにから全て丸投げなためなにをFC会員数と定義するのかすら曖昧である。二人はそこに気づいたのか個人HPを創設し、そのHPの登録者数を会員数と判断することにしたらしい。多分無料。じゃないとおかしい。
会員数獲得のために、音也はツイッターかのごとくブログを更新しストーカーじみたコメントを貰ったり、アイドルとしての自覚を手に入れるため誰にも見られないところに行こうと沖で遭難しかけたりと涙ぐましい努力を続けることとなる。
超余談だが、先程某庭球ミュージカルのバクステを観た際に女性スタッフの多さに恐れ慄いた。いや、いるのはわかってんだけど円盤ではもっと徹底的に隠すべきでは?と思った。
オタク心理はそういうもんなんだよ音也くん(怒)
そしてなんか知らんけどセシルがすごい勢いで主人公を口説いてくる。ファンディスクだっつってんのに人のルートにまでしゃしゃってくる。お前はなんなんだ。
努力中の音也をあざ笑うかのようにマイプリンセスだのなんだのと口説いてくるセシルへのストレスに加え、人前での接触を禁じてきた音也はついにスランプに陥ってしまう。
そしてセシルは歌でさえも音也の上を行き追い討ちをかける。
お前は本当になんなんだ?????
とブチ切れる私をよそに、主人公も音也の歌い方を指摘する。んな追い打ちかけんでも...と思わなくもなかったが、これを機に音也は音楽に対しての姿勢を考え直すことになる。
「愛がなくちゃ歌えない」と前作で音也くんはしつこく主張していたわけで、イチャイチャ封印した途端こうなってしまったことも踏まえるとその説はマジだったようである。
というわけでイチャイチャを解禁するに至る。
アイドルたるもの歌えなくては意味がない。だからもう色々考えるのはやめて三大欲求に忠実に歌おう!!!!!(超意訳)ってやったらスランプ抜け出せたしFC会員数も1万人越えた!やっぱりそのままの音也が一番いいからそのままでいてね!チャンチャンって話だった。
つまり、あれだ
音也くんはアイドルとしての自覚を手に入れることはできなかった!!!
厳密に言うと、自覚はあるけど行動に移すと禁断症状がでるので無理だった。というか、バレないように交際してイチャつく分には全然いいはずなのになぜこの男はパンピの彼女をわざわざ表舞台にあげようとするのか? 自慢したいのか? 絶対に風呂でカメラを起動するタイプだな?事務所は彼にSNSを与えないようにしてほしい。
君はやっぱりアイドルに向いていないよ。
大恋愛ルートはこの後無事一発かましました!!といわんばかりの甘々ストーリー。甘すぎて尼になったわね...(CV:大蛇丸) 10代の頃ならキャッキャしてしまったかもしれないが、もうそんな歳でもないのですごく生暖かい目で二人の行く末を祈ってしまった。
乙女ゲームとはなんだったのか。
ゲーム内で音也くんが「大人になるってなんなんだろう」と呟くシーンがあるのだが、乙女ゲームを正面から楽しめなくなるってことかな......と思った。悲しい.....
今作も音也くんの純粋な真っ直ぐさが眩しくてほんとにこの子はいい子なんだな〜〜と思った。炎上せんように気をつけてな、おばちゃん応援してるから……
次は愛のヘリ聖川真斗氏
【うたプリ Repeat LOVE】愛島セシルルート感想
愛島セシルルート感想
『意味がわからなかった』
すみません、正直すぎる感想を述べてしまいました.....(?)
一応全ルートプレイしてみたが、シナリオライターは疲れていたのだろうか、投げやりにもほどがあるシナリオにプロローグ時点から爆笑し続けていた結果エンディング時点では一切の感情を失っていた。
さすが隠しキャラである。むしろ最後まで隠し通して欲しかったとすら思った。
愛島セシル
褐色の肌を持つハーフだが、年齢不詳。
謎が多い人物だが、その歌声は切なさをもった美声である。
主人公には謎多き言葉を残して、姿を消す事が多い。
別に惜しむもんでもなんでもないので全力のネタバレをしながら解説すると、セシルが件の謎の猫「クップル」である。
主人公のキスで猫から人間の姿に戻れるらしい。
他キャラクター全ルート通してたまに出てきては謎のポエムを言い残し消えるだけの主人公の妄想かと思われたキャラクターであったが、実は「アグナパレス」という国の王子でありセシルを王にしたくない従兄弟達が呪いをかけ猫の姿にして母親の母国である日本に飛ばされてきた。という設定である。
もう一文字も訳がわからないと思うがおそらく誰も訳がわかっていない。主人公ですらも「は、はい」しか言えなくなっていた。
冒頭、学園長がサタンに体を乗っ取られてしまう。
なぜ?とかは置いておいてほしい。
そうなってしまったのだから仕方がないのだ。
いちいち突っ込んでいてはいつまでも話が先に進まないのがこのセシルルートである。
は、はい.......。
完全に主人公と同じ反応をしながらゲームを進めていたが、要約すると
「サタンを封印するためには『アグナの歌』なる歌をミューズの加護を受けている王子であるセシルと魂にミューズを秘めた主人公とで完成させ、音楽的感性の優れた人物(メインキャラ6人)によって演奏されなければならない。」
ということらしい。
そもそもミューズってなんだよ。
と大声でわめき散らしたいところだが、音楽の神的なもんだろうと無理やり己を納得させることにした。
こうして『アグナの歌』を完成させるために学園内に散らばる楽譜を集めるため攻略キャラであるメインキャラ6人の元へ向かうことになる。この6人はサタンの呪いで洗脳されており、大変アレなことになっている。
(ちなみにゲーム的都合でサタンの呪いの影響で1日で1ヶ月が経過するようになってしまっている。)
音也が、『聞く者を滅入らせ、その気力を奪うという恐ろしき伝説の魔法の呪文である(解説.愛島セシル)「セミの一生」』で「アイドルだってセミと一緒だよ」などと言いこのゲームを全否定してきたり、
あんなに隠してたくせにあっさりネタバレをかましてくるトキヤと「トキメキ対決」をしたり、
いつも通りすぎるレンと命をかけて「ダーツ勝負」をしたり、(服を着ろ)
ついに物理的に分裂した那月&砂月と鬼ごっこをしたり、(ふたり同時に捕まえなくてはならないという鬼滅の刃状態)(まさに鬼狩り)(やかましい)
翔が幼児退行して可愛くなってたりした。
ゆーて洗脳されたといっても皆この程度で非常に可愛らしいものだったのだが、中でもひとり完全にアレなことになってしまった男がいた。
そう。
聖川真斗である。
のっけから一人キャラがおかしい。
この聖川真斗、主人公を鎖で縛り上げた挙句服を破ったり脱がしたりと好き放題始めた。
この人、まじでなにしてんの?????
なにを誇らしげに宣言しているのかわからないが、愛島セシルルートの瞬間最高視聴率は間違いなくココであった。
ここまで全キャラ自分の重たすぎる過去が関係した壊れ方をしていたことより、聖川真斗の人格形成に関わった過去がスカートめくりであったことが発覚してしまった瞬間であった。
父親との確執だとか財閥の嫡男コンプだとか決してそんなチャチな話ではなかったのである。
全てが茶番であった聖川ルートプレイの時間を返してほしいと思いつつも洗脳は解除される。
全プレイヤーに腹掻っ捌いて詫びを入れてほしいところではあるが、視聴率は君のおかげで確保されたので私からは感謝したい。
さて物語的な話に戻るが、ここまでくればもう勝ったも同然である。
なんだかんだで楽譜全部集まってなんだかんだで曲完成してなんだかんだでサタン撃退した。
そしてサタンを完全封印するためにはセシルがアグナパレスに帰り正式にミューズと契約を交わさなければならないらしい。
なぜ?とかは置いておいてほしい。そうなってしまったのだから仕方がないのだ。
しかし、現在アグナパレスはサタン騒動により内部情勢が悪化しており鎖国状態のため帰国できないという事態に。仕方がないのでセシルは主人公とパートナーを組み卒業オーディションを目指すこととなった。
なぜ?とかは置いておいてほしい。そうなってしまったのだから仕方がないのだ。
ここから本当の学園生活が始まる!と喜んでいたがこの時点で1月である。
あんだけ苦労して入った学園生活10ヶ月が10日で過ぎ去った上にやったことといえばスカートめくりの撃退だけである。さすがにキレても許されると思う。
しかしそこはさすが鈍感が売りの主人公である。
そんなことは気にしねえとばかりに残された2ヶ月、このゲームがうたプリだとようやく思い出したかのように作曲をしたりセシルとイチャイチャしたりする。
セシルは初めからミューズだの魂の恋人だの我が姫だのと、音也や那月も裸足で逃げ出す好感度4873628^4543からスタートするため初めは主人公もドン引きだったのだがいつの間にか両思いとなっていた。マジでどのタイミングなんだ?
吊り橋効果とはいかに恐ろしいものであるのかをこのルートで学ぶことができた。
そしてこのゲームがうたプリであると気がついたシナリオライターは例のごとく両思いとなった二人を引き裂こうとしてくる。
アグナパレスは王子であるセシルを王位継承のため連れ戻そうとする使者を派遣してくるのだが、お前らが追い出したんちゃうんかいやら鎖国しとったんちゃうんかいやら、言いたいことはたくさんあるのだがまあ、あれだ。そうなってしまったのだから仕方がないのだ。
こうして追っ手に追われながらもなんだかんだ卒業オーディションで優勝した。
全生徒が洗脳状態で10ヶ月が10日で過ぎ去ったにも関わらず卒業オーディションだけ予定通り開催した上に超部外者を優勝させる早乙女学園、炎上モンである。おまけに優勝者はデビュー蹴って帰国である。マジでブーイングの嵐ではなかろうか。
優勝後、セシルは帰国を決め主人公と別れのキスを交わす。
そしたらなんかミューズ降りてきた。
ミューズ、音楽の神であってたらしい。
どうやら主人公は神になったらしい。
いやなんでだよ。こうして主人公はアグナパレスへと強制連行された。
完全にプレイヤー置いてけぼりである。
だからなんでそうなるよ。
主人公の順応性がすごい。
さすがは万物を統べる乙女ゲームの主人公様だ。隠しルートでは世界すらも統べてみせた。そりゃそうだ。神にくらい簡単になれなければ乙女ゲーの主人公など務まらない。そういうことだ。どういうことだ?
こうして二人は作曲をしながらイチャラブしながら幸せに暮らしたらしい。
あ、そう...........
こうして私は完全に感情を失ってしまったわけだが、当の本人たちはなんか幸せそうなためまあこれでいいんだろう。はい。
生徒より学園長よりなによりシナリオライターが洗脳されているとしか思えなかった話であったが、よくよく考えると全キャラシナリオの突飛な展開を乗り越えてきた勇者に課された最終試練のようなものだと思えば納得もいくというものだ。はい。
個人的に聖川真斗さんの新たな可能性が開拓されたというその点においてのみは評価しているためやってよかったなあと思う。
今月末にAASSのSwitch移植版が発売されるらしいので、この記憶は抹殺した上でそれを楽しみにしていこうと思う。
これで一応全キャラをプレイしたわけだが、個人的なシナリオの好みとしては
神宮寺>聖川>四ノ宮>>来栖>一ノ瀬>>一十木>>>>>>>>愛島
かなあ........
このプレイ日記で誰かのうたプリへの興味心に火をつけることができたら嬉しい。
みんな、この暇な自粛期間にうたプリをやろうな。
【うたプリ Repeat LOVE】来栖翔ルート感想
来栖翔ルート感想
『青春をもう一度体験した』
いや〜〜〜〜〜〜すごくよかった。
なんというか、他の面々に問題がありすぎるのは重々承知なのだがこのゲームやってて初めて普通の男の子と恋愛をした。
あまりの甘酸っぱさに途中から二人の恋をモブおじポジションで応援してしまった。
来栖翔
俺様気質のおしゃれさん。
普段、強気な発言をすることが多いが、
年上、年下関係なくマスコット的に愛されている。
ただし、背丈の話は禁句。ちなみに空手が得意。
音楽は自分の才能を存分に発揮できる場所と思っている。
めちゃめちゃいいヤツ。
CV.下野紘に悪い奴はいないのだ。
音也に続く生粋の陽キャラである。
超のつくブラコンの弟がおり、かなり物語にも密接に絡んで来るのでこちらも押さえて置いてほしい。
来栖薫
早乙女学園の兄弟校に通う翔の弟。
兄とは対照的に大人しめな性格だが芯は強い。
何かと兄が心配らしく、常に気にかけている。
薫も早乙女学園を受験しようとしたが、受験前日に熱を出し兄弟校の医学部に通っているという設定である。
来栖ルートでは翔の家族の話がちょくちょく出て来るのだが、子供の成長にはやはり家庭環境が大きく左右することがうたプリにより立証されたと言っても過言ではない。
神宮寺ルートの後だと平穏な家庭すぎて思わず翔の生い立ちに感謝してしまった。
お父さんお母さん、翔くんをまっすぐ育ててくれてありがとう。
来栖ルートでは入学早々翔の家来となるところからスタートする。
いきなり主従関係を結ばされてしまい通常なら冷めた目線を送ってしまうシーンであるが、この主人公は一味違う。
どう考えてもパシリにされていたとしか思えない過去を
「人と繋がっているような気がして嬉しかった」
などとのたまうほどにズレた感覚を持っているため非常に喜んでいた。
主人公の根暗アピールはその後も続く。
あまりの暗さに翔も思わずこの顔である。
私もこの顔になった。
友人がいなかったと吐露する主人公に対し「今日から友達だ!」と宣言。
見事家来から友達へと昇格することに成功した。
翔ルートも他キャラの例に漏れずライオンと戦ったり
アメリカ空軍に追いかけられたりする。
のだが、六人目ともなると私も「あーはいはいいつものアレね」というスタンスで受け流せるようになってしまった。慣れとは恐ろしいものである。
しかし翔ルートでは他ルートと異なる点がひとつある。
それは全キャラ共通の女装イベントである。
翔はこの女装イベントで才能を発揮し謎の美少女モデルとして有名になっていく。
トキヤが自信のあるブスだった話は散々一ノ瀬ルートの方でしたのだが、別にトキヤに限った話ではなく基本全員ブスなのだ。(ただしトキヤがダントツでブス)
そんな中で翔に限っては小柄な体躯が優位に働き可愛かったため、女装モデルとしての仕事が舞い込んで来るようになってしまった。
しかし雑誌の表紙を飾るだけでは飽き足らず写真集を出すまでの人気になってしまったために多忙を極め、なかなか主人公と歌の練習をする時間がとれない事態に陥る。
翔はこうして月宮林檎のように女装アイドルとして活動することになったのだった。
〜来栖ルート 完〜
というわけにもいかず、物語の都合上か主人公の寂しいというアピールのおかげか
あっさりとモデル活動を辞めてしまうのであった。
このスチルからもわかっていただけると思うが8月の段階でほぼデキている。
ここが来栖ルートの醍醐味であると思うのだが、どう考えても両思いの二人がどちらも恋に無自覚なのだ。んもーーーーね、もどかしくてもどかしくてニヤニヤが止まらなかった。レンもトキヤも日向先生もニヤニヤしてた。
恋も順調!もちろん音楽的にも順調!やっぱ乙女ゲーってこういうのだよな〜〜〜!と神宮寺レンに恨みがましい視線をおくりつつ若いカップル(付き合ってない)に野次を飛ばしていたところ
地獄の底に叩き落される。
いや、いくら翔くんがいい子すぎてゲーム的な盛り上がりに欠けるからってそこまでしなくてもよくない!?!?!?!?
このあたりから翔の心臓への負担を考えアイドルには反対の姿勢である薫が毎月のように学園に顔を出し、主人公に不穏なエピソードを投下していくというブラコンっぷりをみせつけてくる。薫は翔の病気をいつか治すために医学部に通っている、ということらしい。
クリスマスパーティーで一緒に踊る約束をしていた二人であったが、薫により鬱エピソードを聞かされ続けた主人公は翔の病気に対して慎重になってしまう。
だがそんなもんは知ったこっちゃねえと翔は主人公を連れ出してくれるのだ。
このストレートな捻くれていない感じ、非常に好感が持てる...本当にいい子なんだね...
その決め台詞はどうかと思うが、無事に家来から恋人へと昇格した。(友達はどうなったんだ?)
それにしても「死ぬまで」などと言われると嫌な予感しかしない。君の場合立派なリアル死亡フラグになり得るのでやめてほしい。
もちろん付き合うといってもあの音也くんが戦った(しつこい)恋愛禁止令がある。しかし「絶対スキャンダルになんかさせないし俺らミリオンとれっけどほんとに退学にすんの?それお前らにとって損失だが本当に無事??????」と盛大な逆ギレをかますことによって条件付きで交際を認めてもらうことに。
その条件というのが
- 病気を治す
- 卒業オーディションでの優勝
の二つ。
このため卒業オーディション後、翔は治療のためアメリカへと旅立つこととなった。
そんな中、翔は焦りからか体力作りのためと称して走り込みをしていたところ倒れてしまう。
これはなかなかにクるものがあった。
ここまで(2月)一切弱音も吐かず常に明るく前向きに頑張ってきた翔が初めて弱音を吐き縋ってきたのだ。(しかも命に関わる激重案件)
私の命に代えても助けてやりたい(泣)と思った。
手術の確率は半々だと言われたが、
「んなもん知ったこっちゃねえ、私が救うからな!!!」
という気持ちで卒業オーディションへと臨む。
オーディション曲は翔くんらしい可愛い曲です。
全キャラ共通で言えることだが、このオーディション曲をBGMとしたエンドロールではCD音源とは違うセリフがそれぞれ曲中に用意されているので是非飛ばさずに聞いてみてほしい。
なおSpecial Voice Messageにて下野さんが「いきなりレコーディングの後言わされて恥ずかしかった」と供述しているが、どう考えてもトキヤやレンの方が黒歴史になりそうなセリフを吐いていると個人的には感じた。
もともと音楽活動は危うげなくここまできた二人である。もちろん卒業オーディションでは優勝を納め、アイドルになることに反対していた薫もようやくアメリカでの治療を認めてくれる。
こうして病気は完治!大好きな彼女もいるし、アイドルにもなれた!めでたしめでたし!
とはならないのがうたプリである...
マジで恐ろしいゲームだ。 大恋愛エンドで事件は起こった。
翔がアメリカへと旅立ってから数ヶ月後、主人公の元に翔から手術が成功したので帰国する旨のメールがあり、主人公は翔をウッキウキで成田まで迎えにいく。
当たり前だ、生きるか死ぬかの手術を終えた最愛の恋人が帰って来るのだ。そらもうウッキウキだろう。
しかしここで事件は起きる。
だからそこまでせんでもよくない!?!?!?!
死亡フラグ回収すんのやめない!?!?!?!?
これには主人公も大号泣、私はドン引きである。
一体どう落とし前つけてくれるんだと半ギレであったが
一便前に乗っていたらしい。
翔くん生きてた!よかった!愛してる!ずっと一生!めでたしめでたし!!
.....とはならねえだろ!?!?!?
翔が一便前に乗っていたからといって飛行機が一機墜落していると言う事実にはなんら変わりない。
彼らの再会をドラマチックにするために一体何人の犠牲を出したのだ....と正直そこが気が気じゃなさすぎて主人公もキスに集中できなかったに違いない。
*アフターエピソードより全員無事救出されたとのフォローがありました
なんとも後味が悪いが、これにて来栖翔ルート終了。
(恋愛エンドのアフターストーリーが個人的には好きでした)
とはいえマジで心が浄化された。
神宮寺ルートの次だった、というのも大きいだろうが素直にまっすぐに思いを伝えてくれる翔にはマジで幸せになってほしいと思った。 特に2月。
学生時代こんな恋愛したかったな〜〜〜〜(喪女)
甘酸っぱいトキメキと青春を再度体感させてくれた来栖翔くんには感謝の気持ちを送りたい。
いや〜〜ラストはおいておいたとしてもかなりいい話だった。合掌
余談
薫に「恋は心臓に悪影響だからやめろや」と恫喝されたため本当に論拠があるのか私なりに調べてみた。
が、アホみたいなサジェストしかでてこなかったためおそらくなんの根拠もない。
とはいえ、この記事を書いている途中、翔が恋心を自覚してからマジで毎月ぶっ倒れていることに気がついてしまった。
「恋と心臓病には相関性がある」というのもあながち間違いでもないのかもしれない。
次回は謎の猫、愛島セシル。