宣言通り、AASSL買いました(ぴーす)
キスよりすごい音楽をアンコールだよ!とのことでウッキウキな私である。
実は推し変してから一度聖川ルートをやろうと思い立ちPSPを起動したものの、メモリースティックがぶっこわれており階段から落ちるところから先に進めないという事件が発生。
そしてPSPで遥か彼方昔にやったデータの神宮寺レン氏と完全にコトに及んでいるスチルが一枚、スマホから発掘された。
というわけでAASSの前情報は
- 聖川ルートで階段から落ちる
- 神宮寺ルートでコトに及ぶ
- 来栖ルートが激重い(フォロワー情報)
しかない状態である。
公式からのゲーム紹介は以下
早乙女学園に入学してから1年。苦難を乗り越え、アイドル候補生のパートナーと共に卒業オーディション優勝を果たした主人公。大好きなパートナーと2人、恋人同士でいることを学園長に認めてもらい、幸せいっぱいの主人公に「新曲の作成」という新たな課題が立ちはだかる。すれ違ったり、ケンカしたり、ときには肩を寄せ合い、励まし合い……。2人の恋の行方はいかに!?
とはいえAASSは前作のファンディスク的な扱いであり、すでに恋人同士の状態からスタートするため、基本的には朝から晩まで角砂糖ぶち撒けてはちみつぶっかけてアイス乗せてみたかのごとく糖度2000%いちゃいちゃ胸焼けライフを楽しむ作品である。
軽くゲームシステムの説明をしておくと、用意されている4つのチャプターそれぞれの好感度平均でエンディングが大きく3種類に分岐する。
前作と比較するとチャプター数は1/3と少なく、大筋を追うだけならかなりサクサク進められる仕様となっている上に、ストーリー性はほぼ無いので気楽にプレイしていく。
一十木音也ルート感想
前作感想記事はこちら
果たして、音也くんは無事アイドルとしての自覚を手に入れることができたのだろうか ─────!?!
というところがみなさん気になるところかと思う。私も気になった。
安心してほしい。
やはり自覚はないようなので。
未だに彼女がいようがいまいがそんなの関係ねえ精神を貫こうとしてらっしゃるようだったため、シャイニング早乙女よりきっちり釘を刺された上にひとつ試練が与えられる。
相変わらず無茶苦茶なおっさんである。
というわけで、この一十木ルートでは
- アイドルとしての自覚を手に入れる
- FC会員数を10000人にする
- アイドルとしての自覚を手に入れる
というのを目標にしていくことになるのだが、某J事務所のように事務所主体でFCを打ち出しテレビでガンガン宣伝しオタクを獲得するというのとはワケが違う。
設立方法からなにから全て丸投げなためなにをFC会員数と定義するのかすら曖昧である。二人はそこに気づいたのか個人HPを創設し、そのHPの登録者数を会員数と判断することにしたらしい。多分無料。じゃないとおかしい。
会員数獲得のために、音也はツイッターかのごとくブログを更新しストーカーじみたコメントを貰ったり、アイドルとしての自覚を手に入れるため誰にも見られないところに行こうと沖で遭難しかけたりと涙ぐましい努力を続けることとなる。
超余談だが、先程某庭球ミュージカルのバクステを観た際に女性スタッフの多さに恐れ慄いた。いや、いるのはわかってんだけど円盤ではもっと徹底的に隠すべきでは?と思った。
オタク心理はそういうもんなんだよ音也くん(怒)
そしてなんか知らんけどセシルがすごい勢いで主人公を口説いてくる。ファンディスクだっつってんのに人のルートにまでしゃしゃってくる。お前はなんなんだ。
努力中の音也をあざ笑うかのようにマイプリンセスだのなんだのと口説いてくるセシルへのストレスに加え、人前での接触を禁じてきた音也はついにスランプに陥ってしまう。
そしてセシルは歌でさえも音也の上を行き追い討ちをかける。
お前は本当になんなんだ?????
とブチ切れる私をよそに、主人公も音也の歌い方を指摘する。んな追い打ちかけんでも...と思わなくもなかったが、これを機に音也は音楽に対しての姿勢を考え直すことになる。
「愛がなくちゃ歌えない」と前作で音也くんはしつこく主張していたわけで、イチャイチャ封印した途端こうなってしまったことも踏まえるとその説はマジだったようである。
というわけでイチャイチャを解禁するに至る。
アイドルたるもの歌えなくては意味がない。だからもう色々考えるのはやめて三大欲求に忠実に歌おう!!!!!(超意訳)ってやったらスランプ抜け出せたしFC会員数も1万人越えた!やっぱりそのままの音也が一番いいからそのままでいてね!チャンチャンって話だった。
つまり、あれだ
音也くんはアイドルとしての自覚を手に入れることはできなかった!!!
厳密に言うと、自覚はあるけど行動に移すと禁断症状がでるので無理だった。というか、バレないように交際してイチャつく分には全然いいはずなのになぜこの男はパンピの彼女をわざわざ表舞台にあげようとするのか? 自慢したいのか? 絶対に風呂でカメラを起動するタイプだな?事務所は彼にSNSを与えないようにしてほしい。
君はやっぱりアイドルに向いていないよ。
大恋愛ルートはこの後無事一発かましました!!といわんばかりの甘々ストーリー。甘すぎて尼になったわね...(CV:大蛇丸) 10代の頃ならキャッキャしてしまったかもしれないが、もうそんな歳でもないのですごく生暖かい目で二人の行く末を祈ってしまった。
乙女ゲームとはなんだったのか。
ゲーム内で音也くんが「大人になるってなんなんだろう」と呟くシーンがあるのだが、乙女ゲームを正面から楽しめなくなるってことかな......と思った。悲しい.....
今作も音也くんの純粋な真っ直ぐさが眩しくてほんとにこの子はいい子なんだな〜〜と思った。炎上せんように気をつけてな、おばちゃん応援してるから……
次は愛のヘリ聖川真斗氏