ぴょんちゃんの日記

好きなことしかしたくない

【うたプリ Repeat LOVE】愛島セシルルート感想

 

愛島セシルルート感想

 

『意味がわからなかった』

 

すみません、正直すぎる感想を述べてしまいました.....(?)

一応全ルートプレイしてみたが、シナリオライターは疲れていたのだろうか、投げやりにもほどがあるシナリオにプロローグ時点から爆笑し続けていた結果エンディング時点では一切の感情を失っていた。

さすが隠しキャラである。むしろ最後まで隠し通して欲しかったとすら思った。

 

 

愛島セシル

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褐色の肌を持つハーフだが、年齢不詳。
謎が多い人物だが、その歌声は切なさをもった美声である。
主人公には謎多き言葉を残して、姿を消す事が多い。

 

別に惜しむもんでもなんでもないので全力のネタバレをしながら解説すると、セシルが件の謎の猫「クップル」である。

主人公のキスで猫から人間の姿に戻れるらしい。

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他キャラクター全ルート通してたまに出てきては謎のポエムを言い残し消えるだけの主人公の妄想かと思われたキャラクターであったが、実は「アグナパレス」という国の王子でありセシルを王にしたくない従兄弟達が呪いをかけ猫の姿にして母親の母国である日本に飛ばされてきた。という設定である。

もう一文字も訳がわからないと思うがおそらく誰も訳がわかっていない。主人公ですらも「は、はい」しか言えなくなっていた。

 

 

冒頭、学園長がサタンに体を乗っ取られてしまう

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なぜ?とかは置いておいてほしい。

そうなってしまったのだから仕方がないのだ。

いちいち突っ込んでいてはいつまでも話が先に進まないのがこのセシルルートである。

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は、はい.......。

完全に主人公と同じ反応をしながらゲームを進めていたが、要約すると

「サタンを封印するためには『アグナの歌』なる歌をミューズの加護を受けている王子であるセシルと魂にミューズを秘めた主人公とで完成させ、音楽的感性の優れた人物(メインキャラ6人)によって演奏されなければならない。

ということらしい。

そもそもミューズってなんだよ。

と大声でわめき散らしたいところだが、音楽の神的なもんだろうと無理やり己を納得させることにした。

 

こうして『アグナの歌』を完成させるために学園内に散らばる楽譜を集めるため攻略キャラであるメインキャラ6人の元へ向かうことになる。この6人はサタンの呪いで洗脳されており、大変アレなことになっている。

(ちなみにゲーム的都合でサタンの呪いの影響で1日で1ヶ月が経過するようになってしまっている。)

 

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音也が、『聞く者を滅入らせ、その気力を奪うという恐ろしき伝説の魔法の呪文である(解説.愛島セシル)セミの一生」』「アイドルだってセミと一緒だよ」などと言いこのゲームを全否定してきたり、

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あんなに隠してたくせにあっさりネタバレをかましてくるトキヤと「トキメキ対決」をしたり、

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いつも通りすぎるレンと命をかけて「ダーツ勝負」をしたり、(服を着ろ)

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ついに物理的に分裂した那月&砂月と鬼ごっこをしたり、(ふたり同時に捕まえなくてはならないという鬼滅の刃状態)(まさに鬼狩り)(やかましい)

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翔が幼児退行して可愛くなってたりした。

 

ゆーて洗脳されたといっても皆この程度で非常に可愛らしいものだったのだが、中でもひとり完全にアレなことになってしまった男がいた。

そう。

聖川真斗である。

 

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のっけから一人キャラがおかしい。

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この聖川真斗、主人公を鎖で縛り上げた挙句服を破ったり脱がしたりと好き放題始めた。
この人、まじでなにしてんの?????

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なにを誇らしげに宣言しているのかわからないが、愛島セシルルートの瞬間最高視聴率は間違いなくココであった。

ここまで全キャラ自分の重たすぎる過去が関係した壊れ方をしていたことより、聖川真斗の人格形成に関わった過去がスカートめくりであったことが発覚してしまった瞬間であった。

父親との確執だとか財閥の嫡男コンプだとか決してそんなチャチな話ではなかったのである。

全てが茶番であった聖川ルートプレイの時間を返してほしいと思いつつも洗脳は解除される。

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全プレイヤーに腹掻っ捌いて詫びを入れてほしいところではあるが、視聴率は君のおかげで確保されたので私からは感謝したい。

 

さて物語的な話に戻るが、ここまでくればもう勝ったも同然である。

なんだかんだで楽譜全部集まってなんだかんだで曲完成してなんだかんだでサタン撃退した。

そしてサタンを完全封印するためにはセシルがアグナパレスに帰り正式にミューズと契約を交わさなければならないらしい。

なぜ?とかは置いておいてほしい。そうなってしまったのだから仕方がないのだ。

しかし、現在アグナパレスはサタン騒動により内部情勢が悪化しており鎖国状態のため帰国できないという事態に。仕方がないのでセシルは主人公とパートナーを組み卒業オーディションを目指すこととなった。

なぜ?とかは置いておいてほしい。そうなってしまったのだから仕方がないのだ。

ここから本当の学園生活が始まる!と喜んでいたがこの時点で1月である。

あんだけ苦労して入った学園生活10ヶ月が10日で過ぎ去った上にやったことといえばスカートめくりの撃退だけである。さすがにキレても許されると思う。

しかしそこはさすが鈍感が売りの主人公である。
そんなことは気にしねえとばかりに残された2ヶ月、このゲームがうたプリだとようやく思い出したかのように作曲をしたりセシルとイチャイチャしたりする。

セシルは初めからミューズだの魂の恋人だの我が姫だのと、音也や那月も裸足で逃げ出す好感度4873628^4543からスタートするため初めは主人公もドン引きだったのだがいつの間にか両思いとなっていた。マジでどのタイミングなんだ?

吊り橋効果とはいかに恐ろしいものであるのかをこのルートで学ぶことができた。


そしてこのゲームがうたプリであると気がついたシナリオライターは例のごとく両思いとなった二人を引き裂こうとしてくる。
アグナパレスは王子であるセシルを王位継承のため連れ戻そうとする使者を派遣してくるのだが、お前らが追い出したんちゃうんかいやら鎖国しとったんちゃうんかいやら、言いたいことはたくさんあるのだがまあ、あれだ。そうなってしまったのだから仕方がないのだ。

 

こうして追っ手に追われながらもなんだかんだ卒業オーディションで優勝した。

全生徒が洗脳状態で10ヶ月が10日で過ぎ去ったにも関わらず卒業オーディションだけ予定通り開催した上に超部外者を優勝させる早乙女学園、炎上モンである。おまけに優勝者はデビュー蹴って帰国である。マジでブーイングの嵐ではなかろうか。

 

優勝後、セシルは帰国を決め主人公と別れのキスを交わす。

 

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そしたらなんかミューズ降りてきた。

ミューズ、音楽の神であってたらしい。

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どうやら主人公は神になったらしい。

いやなんでだよ。こうして主人公はアグナパレスへと強制連行された。

完全にプレイヤー置いてけぼりである。

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だからなんでそうなるよ。

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主人公の順応性がすごい。

さすがは万物を統べる乙女ゲームの主人公様だ。隠しルートでは世界すらも統べてみせた。そりゃそうだ。神にくらい簡単になれなければ乙女ゲーの主人公など務まらない。そういうことだ。どういうことだ?

こうして二人は作曲をしながらイチャラブしながら幸せに暮らしたらしい。

 

あ、そう...........

 

こうして私は完全に感情を失ってしまったわけだが、当の本人たちはなんか幸せそうなためまあこれでいいんだろう。はい。

生徒より学園長よりなによりシナリオライターが洗脳されているとしか思えなかった話であったが、よくよく考えると全キャラシナリオの突飛な展開を乗り越えてきた勇者に課された最終試練のようなものだと思えば納得もいくというものだ。はい。

個人的に聖川真斗さんの新たな可能性が開拓されたというその点においてのみは評価しているためやってよかったなあと思う。

今月末にAASSのSwitch移植版が発売されるらしいので、この記憶は抹殺した上でそれを楽しみにしていこうと思う。

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これで一応全キャラをプレイしたわけだが、個人的なシナリオの好みとしては

神宮寺>聖川>四ノ宮>>来栖>一ノ瀬>>一十木>>>>>>>>愛島

かなあ........

 

 

このプレイ日記で誰かのうたプリへの興味心に火をつけることができたら嬉しい。

みんな、この暇な自粛期間にうたプリをやろうな。