愛島セシルルート感想
前作感想記事はこちら
来栖ルートから間が空いてしまいすみません...
初めに注意なのだが、今回の記事はかなりストーリーに対しての否定的な意見が含まれている。セシルのファンの方々や気になる方々はここでブラウザバックして欲しい。
さて、前作マジで空いた口が塞がらない展開が続き一切の感情を失ったので今回は初めから感情を捨ててプレイすることにした。
開幕早々めちゃくちゃなこと言ってて面白すぎる。
無駄な倒置法で感動を煽るのは結構だが、スカートめくりに目覚めた真斗のことだけは絶対に忘れてなんかやらねえからな〜〜〜!!と既に死んだ目で見守っていた。
前作、卒業オーディションの後神となった主人公は、サタンを完全封印すべくミューズと契約を交わすためアグナパレスへと強制連行されるというこれまためちゃくちゃな結末を迎えた。
というわけで今作は神となった主人公とセシルのアグナパレスでの蜜月を描くのかと思っていたのだが
あ、そう........
相変わらずなんでもアリなゲームだ。私の感情が生きていたらこの時点で発狂していたに違いない。
学園長が自力でサタンのこと倒せるならそもそもRepeatにおけるあのストーリー存在しなくないか??などと思ってしまったがまあいい。
そんなこんなで無事日本でのラブイチャライフを手に入れた2人。お泊まりしたり、あまり楽しめなかった学園時代をもう一度楽しもうとAクラスのみんなで遊びに行ったりと楽しそうに過ごしておりました。
しかしここで事件が起きる。
ምን አልክ?
すみません、癖でついアグナパレス語がでてしまいました....
なんか知らんけど、ミューズの力が弱まっているからアグナパレス国内の情勢が不安定で曲を作らねばならん、という話らしい。
知らんわ!!!!!!
という感じだが、セシル自身の魔力が安定しないため頻繁にクップルに戻ってしまう上に学園長にも命令されてしまったので渋々曲を作ることとなった。
というわけで、曲作りの参考にと那月が紹介してくれた『世界の楽器フェア』へとふたりで足を運ぶことに。ショッピングを楽しむ二人であったが、金銭感覚がオワコンのキャラクターが揃い踏みしていることに定評のあるうたプリ。セシルも例に漏れず店ごと買い取ろうとするなどという社会不適合っぷりを存分に見せつけるなどした。
それだけでも一般人からしたらドン引き案件であるのに、
あろうことかこの男、HAYATOの曲を愚弄し始めたので私は天を仰いだ。
は???お前うたプリみてねえの!?!?
天才作曲家の七海春歌ちゃんはHAYATO様のおかげで作曲家になったんだぞ (ブチギレ)
彼女がHAYATOオタクだと知っていながら彼女の推しをけなすそのお前の腐った性根、私が叩き直してやろうか?!?!?!?!となった。
おわかりだろうか。この時点で私からの好感度は地底である。
考えてもみて欲しい。自分の彼氏に自分の推しけなされたら腹立たん???お前になにがわかる???とブチギレ破局待った無しだ。
宮野真守なめんじゃねえぞ!!!
しかし那月は私と違って心が広いのでこんな寛大な言葉をかけてくれる。
正直那月がいなかったら『推しを愚弄されたことに激怒した女が恋人を殺害』などという乙女ゲームにあるまじき破滅の未来が待っていたに違いないので助かった。
のにお前はなんなの???
殺人事件を防いでくれたんだぞ????感謝することはあれど嫉妬するのは違くない????しかもお前、那月への態度思い出してみ?????
感謝することはあれど嫉妬するのは違くない?(2回目)
やだ.....うたプリやってて初めて楽しくない.....
シナリオライター絶対セシルのこと嫌いだろ.........
おまけに、
主人公がセシルに触れるだけで猫に戻ってしまうようになったり、主人公から歌が奪われてしまったりともう散々である。
わかるようなわからないような説明だが、私もそう思います!!!!
てか今まで主人公への愛、ミューズに負けてたんだ...
なのにこの主人公、優しいですね。
ミューズを納得させるために一緒に曲をミューズに聴かせに行こうということに。
というわけで二人はアグナパレスへと旅立つことになった。
箸を握りしめてアグナパレスに降り立った主人公を決して温かくは迎え入れないアグナパレス人の皆さん。
በጃፓንኛ እባክህን!!
ギリギリジャポネーゼだけ理解できる。絶対シナリオライターは目を瞑ってキーボード適当に叩いてる。寝てるとしか思えないシナリオだもんな(悪口)
とりあえずセシルのパパ王に謁見することになった。
マジで帰った方がよくない?(草)
幸い周囲にはイケメンの金持ちいっぱいいるし、ここで幽閉されるリスクとってまでセシルを選ぶ意味あるか?????
と私は思うのだが、二人の愛は本物なのでこの挑戦を受けて立ちます。
あ、そう...
まあいいよ、あなたたちがいいなら....うん...
というわけで、ミューズに二人の新曲『情熱のデジャヴキス』を披露。
異国情緒あふれる曲調に仕上がっております。
そうしたらなんということでしょう!!!
WWWWWWWWWWWWWWWWW
怖ッッッWWWWWWWWWWW
意味わからんけどなんかめっちゃ面白い。
無駄に句点乱用してんのが好き。意味不明。
ある意味とんでもないバッドエンド迎えてるんだけど大丈夫そ?無事??
ይህ የማይታሰብ ነው!እብድ!!!!
多分さすがの主人公でも気が狂ったんでしょうね。
みかねたセシルは自身を囮に主人公を日本へと帰してくれた。
テレビで王位継承の戴冠式を見たりしたこともあって、主人公は完全にセシルとはもう縁が切れてしまったのだと悲しむ。私はそれでいいと思うけど。
そんな悲しみにくれる主人公の部屋にインターホンが鳴り響く。
ついに日本の王子様の(?)真斗が迎えに来てくれたのかとウッキウキでドアを開けるとそこにはセシルが立っていた。
なるほど、わからん。
どうやら主人公が暗殺者に狙われていたので国内から追い出したという話らしかった。
ヤバすぎだしそれなら迎えに来ないで欲しかったな!!!
いや、マジで......え?何....?
というわけでセシルルート終わりです。
はーーーい。
まあ結論としてはクッソ微妙で泡吹いた。
というのもプリンス様たちって基本的に彼女の幸せを優先してくれるんですよね。方向性がずれることこそあれど絶対にそこの軸はブレない。
なのにセシルルートだけはどう考えても自分都合を優先してくるのが気に食わない。彼女の幸せを優先して一度は別れを選択することのできるキャラクターたちがいる中で、セシルは大変幼稚に映った。あと普通彼女の推しのことけなしたりする???(しつこい)
まあ魔法やらなんやら突飛な設定が多いので仕方がないといえば仕方がないのかもしれないが、これはなかなかいかんだろう...と私は思った。
次回作に期待。
次回は月宮林檎。中村悠一の本気を楽しみに。