来栖翔ルート感想
前作感想記事はこちら
前作、飛行機を墜落させ数々の犠牲の上に愛を掴み取った来栖選手!(語弊)
来栖ルートも例に漏れず卒業オーディション直後からのスタートであるために、翔はまだ心臓に爆弾を抱えた状態である。
や、優しい.....
ヒマラヤでビッグフットと戦わされる羽目になった音也くんはなんだったんだ...(しつこい)
というわけで前作同様に翔は渡米し病気を治してくることになる。
そして、新たに『シャイニング運動会で応援歌を歌う』という仕事を受けることとなった。
このシャイニング運動会の概要なのだが、24時間テレビみたいなもんだと思ってくれればいい。私は「24時間テレビ、ですよねこれは」と思ったので。
こうして翔が渡米するまでの短い間、二人で曲作りを進めていくことになるのだが本編同様微笑ましすぎて聖母顔が止まらない私。
なんだか主人公の方が積極的に鈍感スキルを多用して翔に迫っていたような気がする。だがここは誘惑に負けない男、来栖翔である。
昔なんかの漫画(多分僕君)で、心臓病患者にとってセックスはかなりの負担になる〜(アバウト)みたいなこと言ってた気がするのでしたくてもできなかったんかな〜などと邪推していた。単純に大切にしてくれてただけだとは思うけど!
いくら恋愛事情が順調とはいえ、成功率50%の手術を彼氏が受けるともなればさすがにナーバスになるわけで。出国前、思わず泣き出してしまう主人公を励ます翔君には胸を打たれた。
当たり前に翔君の方が怖いはずなのに...
死ぬかもしれないのに主人公を想って声をかけることができる翔君、マジで良いヤツすぎる。こういう男と付き合いたい。
紫外線からも守ってくれる男!来栖翔!!!
こうして翔はアメリカへと行ってしまうわけだが、毎日メールのやり取りをしたり電話をしたりと大きなトラブルもなく順調に愛を育む二人にトキメキが止まらない。
来栖翔さんはめちゃめちゃ良いヤツなので嫉妬だってしっかり自覚できるし、拗ねたりせずに素直にその気持ちを伝えてくれるのだ。
あ〜〜〜〜〜〜レンと真斗がクソほどにめんどくさかったのを思い出してしまった〜〜〜〜〜
みんな翔君くらい素直に伝えてくれればあんなにこじれずにすむのに...どうしてあんなにこじれるんだろうか...
とにかく来栖ルートは序盤順調すぎて怖い。
しかし私は知っている。
うたプリがそんなヤワなゲームじゃないことをね.......
(心臓病発覚したり飛行機落ちたり余命宣告されたりと散々な目に遭ってきた)
なんだーーー??また飛行機でも落ちるのかーーーー??
愛のヘリで迎えに行こうかーー??(やめんか)
とヘラヘラしていたところ
死亡フラグが回収された。
だからさあ.....(泣)
もうほんと、翔君が一体何をしたってんだよ...どう考えても一番良いヤツだろーが....(泣)
死んでこそいなかったものの意識不明。
このまま意識が戻らなければ応援歌をトキヤに歌わせる、という宣告をされる。
というのも、手術前に翔は日向先生に「万が一があった場合はトキヤと二人で曲を完成させてトキヤに歌ってほしい」とほぼ遺言めいた手紙をあてていたのだった。
翔はもし自分になにかがあったときに主人公が応援歌の作曲そのものを辞退し、キャリアをふいにしてしまうのを避けたかったのだろうとトキヤに指摘されふつーーに泣いた。
は!?!?!?愛されすぎ.......(泣)
どんだけ良いヤツなんだ....(泣)
絶対にお前を死なせたりなんかしねえ....(泣)
主人公は返ってこないのを承知で曲のデモとかもうとにかく翔にメールをしまくる。トキヤから与えられた猶予は一週間だったが、努力の甲斐も虚しく期限を迎えてしまう。
ここまでか、と諦めかけた主人公。
そこになんと翔からの着信が!!!
「今、早乙女学園のグラウンドにいる」
???????????????
ha???????????
いやなんでだよ.....幽霊の類かなんかか....?
もしかして来栖ルートってそういう類のストーリーなのか...
うたプリだしな...ありえるわ.....猫と恋愛させるゲームだしな...お化けの一人や二人いたところで今更......
と、私も覚悟を決めたのだが
生きてたわ.......
来栖翔、生きてた......
生きてるならさあ(怒)
まず連絡しろよ(怒)(泣)
というわけで無事心臓の手術を終えた翔くんは社長のプライベートジェットで一刻も早く帰国してくれたそうな。
どうやら昏睡状態の間、主人公が送り続けた曲を聴かせてくれていたらしくその曲を聴いて目が覚めたらしい。これがキスよりすごい音楽の力だ........死者をも甦らせる……(なんか違う)
この日は主人公の部屋に泊まることになるのだが、荷物から遺書とか出てきてさ
うぇん(泣)
なんでこの子はこんなに自分の死に対して前向きに物事を考えることができるのだろうか?
こういうこと言うとお前たちを心配させちまうかもしれねぇけど、昔は体が弱くてさ。いつまで生きられるかわからないって言われてた。
— 来栖 翔 (@Syo_K_SH) 2019年11月7日
目が覚めて、生きててよかったって、毎日感謝してる。諦めなくて、本当によかった。
— 来栖 翔 (@Syo_K_SH) 2019年11月7日
でも翔くんが今こうして過去を振り返った時に、「生きててよかった」って言える未来を描けていることが本当によかったねっておもいますね。
良い子だーーーーーー世界一幸せになってくれ
こうして無事に心臓病を克服した翔くん。そんなある日、日向先生主演のドラマに出演が決まり、主人公も見学に行ったところエキストラで出演することに。
しかし、主人公は緊張から撮影機材を倒してしまい、それから主人公を庇った日向先生が怪我をしてしまう。
はい、完全にやらかしましたーーーー
こういうところが嫌いなんだよこの主人公のさあ!
てめえがどんくせえのはいいが他人様に迷惑をかけるんじゃねえ!!
あのさあ......?
病み上がりでしょ!?!?一体何を!?!?
マジでどんくさクソクソ主人公のせいでこうなったのでこの先の展開全てにツバ吐きかけたい気分だった。ドジっ子がもてはやされる時代は終わったのだ。シャキシャキ動け。
んでさあ、完全におめーーーが悪い状態なのにそれをストレスに感じたのかなんなのか腹がいてえとか言い出すのよこの女は。
でも翔くんは夜中に腹がいてえと呼び出されてもこの表情よ...
なに?天使なの...?
こうして駅伝の最終ランナーを担うことになってしまった翔であるが、それはもう毎日必死で走りと歌を練習した。
でも当たり前に病み上がりなので常に微熱状態、咳が止まらないなど体調不良に悩まされる。その上に走りのタイムもなかなか伸びず苦しむことになる。
苦しみながらも無理をする翔に主人公が叱咤したりするのだが、全部お前のせいや💢 という感じだ。許さん。
しかし、トキヤのサポートもあり本番は無事に完走、応援歌も歌いきった。
その応援歌がこちら
友情エンドではトキヤとデュエットしたかのような描写が入るのだが、
この曲トキヤが歌ってんの想像したらなんかおもろいな。
さあ、こうして無事にシャイニング運動会を終えたわけだがここから大恋愛エンド、別名SEX ENDだぞーーー!と頰バッシバッシ叩きながら気合いいれて臨んだのに
拍子抜けだった。
スチルこそエロく見えるかもしれんが、翔くんの風呂上がりにクソクソどんくさ主人公がバランスを崩したのを支えてくれただけなのだ。
大天使来栖翔!
君が一人前になる日を楽しみに待っています。
おまけ
無理をする翔に怒る主人公と仲直りをしようと紙飛行機にした手紙をベランダに投げいれようとするこのシーン。(可愛い)
この選択肢はいくらなんでも酷すぎやしないか。
次回はポルナレフ状態必至愛島セシル